孫崎享講演会「国際政治 ウクライナ戦争・ガザ・台湾問題」午後14時~16時、5月26日、上智大学1号館402教室。孫崎享:外務省元国際情報局長、駐イラン大使。参加費1000円。問い合わせ、上智大学ソフィア会、TEL. 03-3238-3041
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【ウクライナ戦争】ウクライナは米国武器供与で戦う。武器が来なくなり壊滅。何が起こる。兵士の死、戦場へ徴兵を27歳から25に引き下げ。国土荒廃、国土奪取(支援無償から借款。穀倉地帯が喪失)。米国は主敵ロシアを弱体化【軍需産業は最高利益】この構図が日中。4月12日岸田首相訪米で日米軍事統合の促進、自衛隊の米軍隷属化。自衛隊、指揮系統を一体化、米国の部隊として行動。2022安倍晋三暗殺事件の真相は何か。バイデン政権、CIA関与。
【ガザ・ジェノサイド】ガザ戦争:ハマス攻撃当初、米国世論はイスラエル支援。しかしイスラエルの攻撃が一般市民の大量殺害で米国世論変化。3月イスラエルのガザでの軍事行動への評価で民主党系は支持18%、不支持75%。ウォーレン上院議員はイスラエルの行動をジェノサイド(大量虐殺)と表現。
孫崎享『国際政治、覇権争い、ウクライナ戦争』【質疑応答】孫崎享×大久保正雄、上智大学、ソフィア文化芸術ネットワーク、2022
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戦争の根源【イギリスの三枚舌外交】1916年「サイクス・ピコ協定」三国協商を結んでいたイギリス・フランス・ロシアの三国は戦後オスマン帝国を分割する秘密協定、【オスマン帝国は多宗教共存】オスマン帝国滅亡、1917年11月【バルフォア宣言】イギリスは戦後パレスチナにユダヤ人国家を建設するとユダヤ人に宣言、1948年パレスチナに【イスラエル建国】パレスチナ人は難民となる。パレスチナ問題の源はイギリスの三枚舌外交にある。
1915年7月「フセイン・マクマホン協定(書簡)」この約束に基づいて、アラブの反乱を指導したのが有名な「アラビアのロレンス」。フセインは1916年にヒジャーズ王国を建国1918年にはフセインの子ファイサルがシリアの独立を宣言。2023年10月7日イスラム組織ハマスがガザからイスラエルを攻撃。戦争の根源キリスト教。
【キリスト教の戦争】異教弾圧、異教徒殺戮の起源【テオドシウス帝、異教弾圧、392年】【皇帝ユスティニアヌス1世】529年、ユスティニアヌス1世(483-565)、アテナイのアカデメイア閉鎖を命令【十字軍戦争】第1回十字軍(1096~99年)。第4回十字軍(1202~04年)は,コンスタンティノープルを陥れてラテン帝国を建国。最後にルイ9世(聖王)が企てた第7回(1248~54年)と第8回(1270年)遠征、エジプトを攻撃。
宗教の謎、国家と宗教の戦い、第1巻、ギリシアの神々、ローマ帝国、秦の始皇帝、漢の武帝、飛鳥、天平、最澄と空海
宗教の謎、国家と宗教の戦い、第2巻、アカデメイア、ルネサンス、織田信長
★★★★★★★
【質疑応答】島薗進先生に、死生学、比較宗教学の観点を踏まえて、質疑応答しました。内容を記録します。島薗進「死生学 ファンタジーと魂の物語」2019年5月26日、上智大学6号館203教室にて。
1、宮澤賢治『雁の童子』、『インドラの網』、2、天正、織田信長、改元の目的、3、密教真言、藝術と魔術、5、学問の不可欠な要素。
島薗進×大久保正雄『死生学 ファンタジーと魂の物語』
島薗進×大久保正雄『死生学 宗教の名著』
【質疑応答】宗教学者、島薗進先生に死生学について質疑応答しました。2017.5. 28、上智大学にて。
1、宗教とは何か、2、宗教が生まれる原因は何か、3、世界観の選択、4、藝術家と宗教、5、天から降りてきた魂、6、 織田信長と天の思想、7.秘密曼陀羅十住心論、8、父殺しのテーマ、9、人の痛みを知ること、10、理念の崩壊は『純粋理性批判』から始まった。
島薗進×大久保正雄『死生学 ファンタジーと宗教』
島薗進×大久保正雄『死生学 人の心の痛み』
孤高の思想家と藝術家の苦悩、孫崎享×大久保正雄『藝術対談、美と復讐』
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