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美術館スケジュール

2024年1月22日 (月)

美術館スケジュール2024年・・・旅する哲学者、美への旅

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大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』第355回
【理念を追求する精神】邪知暴虐な権力と戦い、この世の闇の彼方に理想と美を求める。輝く天の仕事を成し遂げる。空海、孔子、織田信長、李白、プラトン。即身成仏、忠恕、仁義礼智信、武の七徳、桃花流水杳然去、美の海の彼方の美のイデア、存在の彼方の善のイデア。
【理念を追求する精神】空海は理念を探求して旅した。空海の24歳の苦悩は『聾瞽指帰』に刻まれている。空海、ロレンツォ・デ・メディチ、プラトン、玄奘三蔵、李白、王羲之、嵯峨天皇、ソクラテス、理念に向かって、旅した人。理念を追求する人は、この世の闇の彼方に美を求める。
【五百年先の利益を考える人】天下人か聖人、空海、嵯峨天皇、織田信長【目先の利益を考える人】忖度官僚、忖度教授、家康、親鸞、儒者、御用学者、社畜、カネに汚い女【20年先の利益を考える人】大谷翔平、栗山英樹【千年先の利益を考える】神々【ソクラテス】魂ができる限り善きものになるように配慮しなければならない。」(『ソクラテスの弁明』29d-e)
*大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』より
大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
――
【空海『聾瞽指帰』(797)】兎角公の屋敷で兎角公の甥蛭牙公子に放蕩青年を翻意、亀毛先生は儒教学問を学び立身出世することを教え、虚亡隠子は道教の不老長寿を教え、空海の化身である仮名乞児は仏教の諸行無常と慈悲を教える。空海が大学寮明経科退学、官僚の立身出世を辞す。【『三教指帰』】「本書は3つの宗教を比較し、空海自身と宗教との関係について考察している、日本における宗教学の先駆け。比較宗教学」島薗進
【星の王子さま、6つの星】命令する王様、探検家の報告を利用する地理学者、カネを数える実業屋、酒に溺れる飲んだくれ、自慢に溺れる自惚れ屋、日常業務に邁進する点燈夫。偏奇な星の主たち。【星の王子さま】7番目の星地球は、111人の王様 、7千人の地理学者 90万人の実業屋 、750万人の飲んだくれ、3億1100万人のうぬぼれ、かれこれ20億人の大人が住んでいる
【カネと地位で買えない価値】富とは、お金で買えないものをどのくらい持っているかである。お金で家は買えるけれど家庭は買えない。お金で学校は買えるけれど学問は買えない。知性は買えない。お金で地位は買えるけれど人格は買えない。魂の価値は買えない。
【ファシズム倫理学、神の代理人、命令で動く体系】「汝の意志の格率が常に同時に普遍的な立法の原理として妥当するように行為せよ」定言命法、第一の定式「汝の人格と他者の人格の内なる人間性を手段としてのみではなく常に同時に目的として扱うように行為せよ」定言命法、第二の定式 カント『純粋理性批判』『道徳形而上学原論』
空海は、何故、不空『理趣釈経』を最澄に借覧拒否したのか。
不空『理趣釈経』【『般若理趣経』第三段】「金剛手よ、もしこの理趣を聞きて受持し読誦することあらば、たとひ三界の一切の有情を害すも悪趣に堕せず」不空訳『理趣釈』において三界の衆生とは三毒の煩悩と注釈されている。天人は三悪趣*と戦う。(地獄・餓鬼・畜生)。三悪趣、空海『秘密曼荼羅十住心論』第一住心。
【空海、聖なるものは悪を滅ぼす】空海は三界の衆生を害することとは三界の無明を断じることに他ならないとしている。*三毒。貪欲・瞋恚・愚痴。貪瞋痴。
空海【聖なる者は悪を滅ぼす】『理趣経』「第三段」の教説に関して不空訳『理趣釈』において三界の衆生とは三毒の煩悩と注釈されているが、当該注釈の方向性は空海にも継承され、空海は三界の衆生を害することとは三界の無明を断じることに他ならないとしている。*三毒。貪欲・瞋恚・愚痴。
*大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』より
大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
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1月
特別展「本阿弥光悦の大宇宙」、東京国立博物館、1月16日(火)~3月10日(日)
建立900年 特別展 中尊寺金色堂」、東京国立博物館 本館特別5室、2024年1月23日(火)~4月14日(日)
『サムライ、浮世絵師になる!鳥文斎栄之展』、千葉市美術館、1月6日(土)~3月3日(日)
「うるしとともに― くらしのなかの漆芸美」泉屋博古館東京、1月20日(土)〜2月25日(日)
水木しげる生誕 100周年記念、水木しげるの妖怪 百鬼夜行展、横浜そごう美術館、
~お化けたちはこうして生まれた~、2024年1月20日(土)〜3月10日(日)
印象派 モネからアメリカへ、ウスター美術館所蔵、東京都美術館、1月27日(土)〜4月7日(日)
「四百年遠忌記念特別展 大名茶人 織田有楽斎」サントリー美術館、1月31日(水)~3月24日(日)
「オラファー・エリアソン展:相互に繋がりあう瞬間が協和する周期」「麻布台ヒルズギャラリー」2023年11月24日(金)から2024年3月31日(日)、開館記念展
2月
ムットーニワールド からくりシアターⅤ、八王子市夢美術館、2月3日(土)〜2024年3月24日(日)
中平卓馬 火―氾濫、東京国立近代美術館、2月6日~4月7日
池大雅ー陽光の山水、出光美術館、2月10日~3月24日
マティス 自由なフォルム、国立新美術館、2月14日(水)~5月27日(月)
美術家たちの沿線物語 小田急線篇、世田谷美術館、2月17日(土)〜4月7日(日)
山種美術館 日本画アワード 2024 ― 未来をになう日本画新世代 ―、2月17日(土)~3月3日(日)
「生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真」、東京ステーションギャラリー、2月23日(金・祝)~4月14日(日)
3月
『シュルレアリスム宣言』100年 シュルレアリスムと日本、板橋区立美術館、2024年3月2日(土曜日)〜4月14日(日曜日)
遠距離現在 Universal / Remote、国立新美術館、 3月6日(水)〜6月3日(月)
「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?——国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」、3月12日(火)〜5月12日(日)
「花・flower・華 2024 ─奥村土牛の桜・福田平八郎の牡丹・梅原龍三郎のばら─」、山種美術館、3月9日(土)か〜5月6日(月・振)
第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで生きてる」(横浜美術館)3月15日~6月9日
ライトアップ木島櫻谷、泉屋博古館東京)3月16日~5月12日(日)
MUCA森アーツセンターギャラリー、3月15日[金]〜6月2日[日]
特別展「大哺乳類展3-わけてつなげて大行進」、国立科学博物館、3月16日(土)~6月16日(日)
「大吉原展」東京藝術大学大学美術館3月26日〜5月19日
ブランクーシ 本質を象る、アーティゾン美術館、3月30日(土)〜2024年7月7日(日)
4月
特別展「法然と極楽浄土」、東京国立博物館、4月16日(火)~ 6月9日(日)
デ・キリコ展、東京都美術館、4月27日(土)~8月29日(木)
「空海 KŪKAI ― 密教のルーツとマンダラ世界」奈良国立博物館、4月13日~6月9日
雪舟伝説-「画聖(カリスマ)」の誕生-、京都国立博物館、4月13日~5月26日
「画鬼 河鍋暁斎×鬼才 松浦武四郎」(静嘉堂@丸の内)4月13日~
5月
「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」東京国立近代美術館、5月21日~ (大阪中之島美術館)9月14日~
6月
石川九楊大全、上野の森美術館)6月8日~
7月
「徳川美術館展 尾張徳川家の至宝」、サントリー美術館、7月3日~9月1日
「ポール・マッカートニー写真展1963-64~Eyes of the Storm~」東京シティビュー、7月~9月
空間と作品、アーティゾン美術館、7月27日~10月14日
「美麗なるほとけ、根津美術館、7月27日~
8月
「日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション」、東京都現代美術館、8月3日(土) ~11月10日(日)
9月
「没後300年記念 英一蝶(仮)」、サントリー美術館、9月18日~11月10日
田中一村展 奄美の光 魂の絵画、東京都美術館、9月19日(木)~12月1日(日)
10月
モネ 睡蓮のとき、国立西洋美術館、2024年10月5日(土)〜2025年2月11日(火・祝)
「織田信長文書の世界(仮)」(東京・永青文庫)10月5日~
特別展「はにわ」(東京国立博物館)10月16日~(九州国立博物館)2025年
11月
「トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル(仮)」(東京・三菱一号館美術館)11月23日~
12月
「坂本龍一展(仮)」(東京都現代美術館)12月21日~
英英紅綠 第49回 白日会会員選抜展、日本橋三越6階、美術特選画廊、12月18日(水)〜12月23日(月)
英英紅緑展、山本大貴『十六夜』8号、130万円、1982生まれ。松林淳『装う』6号17万円、1962年生まれ。岩本将弥『葵時雨』6号17万円、1992年生まれ。
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2023年、美術展ベスト10・・・旅する哲学者、美への旅
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2023/12/post-e79299.html
2024 長楽万年 蘇る不滅の精神 美への旅
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2024/01/post-2bbea0.html
美術館スケジュール2024年・・・旅する哲学者、美への旅
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2024/01/post-128bbb.html

2023年1月15日 (日)

美術館スケジュール2023年・・・旅する哲学者、美への旅

Lisboa-nact-2023
Love_louvrefrago2023
Bretagne-nmwa-2023
Fuhen-senoku-2023
大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』第309回
黄金のような国々を、沢山旅してきた。詩の国、美の国、黄昏の国、愛の国、本質の国、美と戦いの国。地中海の黄昏、ヨーロッパの果ての国。美しい人と、旅立つ。地中海、愛を語る夕べの宴。海を超え、砂漠を越えて、幻の国への旅、美への旅。美しい人と歩く黄昏の海辺。
美は真であり、真は美である。これは、地上にて汝の知る一切であり、知るべきすべてである。人が本当に見ることができるのは心によってだけである。本質は、目で見えない。
黄昏の密教寺院、大日如来、愛染明王、密教真言を唱えて祈る。
美しい夕暮れ。黄昏の神殿、美しい魂に、幸運の女神が舞い降りる。美しい守護霊が天人を救う。美しい魂は、輝く天の仕事を成し遂げる。
運命の美女が現れる。諦めずに鍛えてきたことが、次のステージ、運命の扉を開く。
*大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』より
大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
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1、密教真言
空海『三教指記』797。上巻では亀毛先生が儒教の立身出世の道を説き、中巻では虚亡隠士が道教の不老不死の神仙術を教える。下巻は空海の自画像と思われる仮名乞児が登場して、無常の賦、受報の詞、生死海の賦などを唱え、すべてのものに対する仏の慈悲の教えこそ最も優れたものと説く。
【空海『聾瞽指帰』序】ここに一の沙門あり。余に虚空蔵聞持の法を呈す。その経に説く。若し人、法によってこの真言一百万遍を誦すれば、即ち一切の教法の文義暗記すること得。ここに大聖の誠言を信じて、飛燄を鑽燧に望む。阿国大滝嶽に躋攀し、土州室戸崎に勤念す。
【『理趣経』】「金剛手よ、もしこの理趣を聞きて受持し読誦することあらば、たとひ三界の一切の有情を害すも悪趣に堕せず(第三段)」不空訳『理趣釈』において三界の衆生とは三毒の煩悩と注釈されている。空海は三界の衆生を害することとは三界の無明を断じることに他ならない
空海【聖なる者は悪を滅ぼす】【『理趣経』「第三段」】『理趣経』「第三段」の教説に関して不空訳『理趣釈』において三界の衆生とは三毒の煩悩と注釈されているが、当該注釈の方向性は空海にも継承され、空海は三界の衆生を害することとは三界の無明を断じることに他ならない。三毒=貪瞋痴。
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2、シェイクスピア復讐劇
【復讐悲劇】ルネサンス復讐悲劇の先駆、ストア派哲学者セネカの作品『テュエステス』が起源である。復讐悲劇を定義づけた。1、人に知られない殺人、通常、悪人が善人の統治者を殺す。2、犠牲者の亡霊が若い親類、主に息子のところに訪れる。
【復讐悲劇】3、殺人者と復讐者がお互いに対して計画を進める中での偽装と策略。じわじわと死者の数が増える。4、復讐者または支援者が本当のあるいは偽りの狂気に陥る。5、最後にはバイオレンスの爆発。嘘の仮面劇や祭。6、復讐者を含め登場人物の多くが死ぬカタストロフ。
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1月
特別企画「大安寺の仏像」、東京国立博物館、1月2日(月・休) ~ 3月19日(日)
初春を祝う 七福うさぎがやってくる、静嘉堂文庫美術館、1/2(月・振休)〜2/4(土)
クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ、東京都現代美術館、2022年12月21日 ~2023年5月28日
諏訪敦「眼窩裏の火事」、府中市美術館、12月17日(土)〜2月26日(日)
江戸絵画の華 第1部 若冲と江戸絵画、出光美術館、1月7日〜2月12日
不変/普遍の造形—住友コレクション中国青銅器名品選―、泉屋博古館東京、1月14日(土)〜2月26日(日)
佐伯祐三 自画像としての風景、東京ステーションギャラリー、1月21日(土)〜年4月2日(日)
レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才、東京都美術館、1月26日(木)~4月9日(日)
ますむらひろしの銀河鉄道の夜―前編、八王子市夢美術館、1月28日(土)〜3月26日(日)
2月
ヒグチユウコ展 CIRCUS FINAL END、森アーツセンターギャラリー、2月3日(金)〜4月10日(月)
マリー・ローランサンとモード、Bunkamura ザ・ミュージアム、2月14日(火)〜4月9日(日)
お雛さま―岩﨑小彌太邸へようこそ、静嘉堂文庫美術館、2/18(土) ~ 3/26(日)
江戸絵画の華 京都画壇と江戸琳派 出光美術館、2月21日(火)~3月26日(日)
芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル、三菱一号館美術館、2月25日(土) 〜 4月9日(日
アートを楽しむ ー見る、感じる、学ぶ、アーティゾン美術館、2月25日[土] 〜5月14日[日]
ダムタイプ|2022: remap、アーティゾン美術館、2月25日(土)〜5月14日(日)
3月
ルーヴル美術館展、愛を描く、国立新美術館、3月1日〜6月12日
特別展「東福寺」、東京国立博物館、3月7日(火) ~ 5月7日(日)
特別展「恐竜博2023」、国立科学博物館、3月14日(火)~6月18日(日)
東京国立近代美術館70周年記念展、重要文化財の秘密、東京国立近代美術館、3.17~ 5.14
さばかれえぬ私わたくしへTokyo Contemporary Art Award2021-2023 受賞記念展、東京都現代美術館 企画展示室 3F、3月18日(土)〜2023年6月18日(日)
親鸞聖人生誕850年特別展 親鸞—生涯と名宝、京都国立博物館、3月25日(土)~5月21日(日)
4月
大阪の日本画、東京ステーションギャラリー、4月15日(土)〜6月11日(日)
マティス展、東京都美術館、4月27日(木)~8月20日(日)
憧憬の地 ブルターニュ ―モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷、国立西洋美術館、3月18日(土)〜6月11日(日)
大阪市立東洋陶磁美術館、安宅コレクション名品選101、泉屋博古館東京、3月18日(土)〜5月21日(日)
5月
「恐竜図鑑―失われた世界の想像/創造」、上野の森美術館、5月31日(水)〜7月22日(土)
6月
ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ、アーティゾン美術館、6月3日[土] 〜8月20日[日]
ガウディとサグラダ・ファミリア展、東京国立近代美術館、6月13日[火]~9月10日[日]
7月
甲斐荘楠音の全貌 絵画、演劇、映画を越境する個性、東京ステーションギャラリー、7月1日(土)〜8月27日(日)
ソール・ライターの原点 ニューヨークの光、ヒカリエホール9F、Bunnkamura主催、7月8日〜8月23日
テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ、国立新美術館、7月12日(水)~10月2日(月)
ディヴィッド・ホックニー展、東京都現代美術館、7月15日〜11月5日
9月
石橋財団コレクション×山口晃ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン、アーティゾン美術館、9月9日[土] 〜11月19日[日]
「横尾忠則 寒山百得」展 開催決定、東京国立博物館、9月12日(火) ~ 12月13日(水)
春陽会誕生100年 それぞれの闘い 岸田劉生、中川一政から岡鹿之助へ、東京ステーションギャラリー、9月16日(土)〜11月12日(日)
イヴ・サンローラン展、国立新美術館、9月20日~12月11日
10月
生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ、東京国立近代美術館、10月6日[金]~2023年12月3日[日]
12月
みちのく いとしい仏たち、東京ステーションギャラリー、12月2日(土)〜2024年2月12日(月)
マリー・ローランサン ―時代を写す眼、アーティゾン美術館、12月9日[土] 〜2024年3月3日[日]
英英紅綠 第48回 白日会会員選抜展、日本橋三越6階、美術特選画廊
2024年
マティス 自由なフォルム、国立新美術館、2024年2月14日(水)~5月27日(月)
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★★★★★
参考文献
織田信長、天の理念のための戦い。徳姫の戦い・・・愛と美と復讐
織田信長、理念を探求する精神・・・美と復讐
大久保正雄「ルネサンス、メディチ家と織田信長」
旅する思想家、孔子、王羲之、空海と嵯峨天皇
密教経典『理趣経』・・・空海と金剛界曼荼羅
旅する哲学者、ソクラテスの戦い ソクラテスの祈り
理念を探求する精神・・・ギリシアの理想、知恵、勇気、節制、正義、美と復讐
大久保 正雄『ことばによる戦いの歴史としての哲学史 理性の微笑み』 理想社
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宗教の謎、国家と宗教の戦い、第1巻、ギリシアの神々、ローマ帝国、秦の始皇帝、漢の武帝、飛鳥、天平、最澄と空海
宗教の謎、国家と宗教の戦い、第2巻、アカデメイア、ルネサンス、織田信長
ツタンカーメン発掘100年・・・古代エジプトの王と王妃と女王
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2022年、美術展ベスト10・・・旅する哲学者、美への旅
2023 長楽万年 蘇る不滅の精神 美と戦い
美術館スケジュール2023年・・・旅する哲学者、美への旅
https://bit.ly/3ZDQ9De
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3、【カネと地位で買えない価値】
【カネと地位で買えない価値】富とは、お金で買えないものをどのくらい持っているかである。お金で家は買えるけれど家庭は買えない。お金で学校は買えるけれど学問は買えない。知性は買えない。お金で地位は買えるけれど人格は買えない。美は買えない。魂の美は買えない。
【最高権力者にも手に入れることができない4つの秘宝】
【アレクサンドロス大王】20歳でマケドニア王。グラニコス河の戦い、イッソスの戦い、ガウガメラの戦いでペルシア帝国を滅亡。蜂に刺されある夜の祝宴中に倒れる。10日間高熱病に伏し「最強の者が帝国を継承せよ」と遺言。紀元前323年6月10日、32歳で死去。
4,自由賛歌
19世紀ウィーンに言論の自由はなかった。シラーは官憲の弾圧を恐れて、『自由賛歌』(Án die Freiheit)を『歓喜の歌』(Án die Freude)に書き換えた。
【自由賛歌】シラーはフランス革命の4年前、1785年26歳の時友人の依頼により『自由賛歌』(Án die Freiheit)を書いた。封建的な政治形態と専制主義的な君主制に苦労した、ここで人類愛と何百万人の人達の団結による、人間解放を理想として歌った。官憲の弾圧を恐れて、『自由賛歌』(Án die Freiheit)を『歓喜の歌』(Án die Freude)に書き換えた。
【自由賛歌】ベートーベンはフランス革命からわずか3年後の1792年22歳の時、シラーの詩“歓喜に寄せて”(自由に寄す)と出会い深く感動、いつかこの詩に曲をつけたいと心に秘め、約30年後の54歳の時に完成、自らの指揮で初演。1824年5月7日ウィーン

2022年1月17日 (月)

美術館スケジュール2022年・・・旅する哲学者 美への旅

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大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』267回

思想の歴史は、論争の歴史であり、対立する魂の格闘のドラマである。必殺技を駆使して思想家は殺し合う。困難な挑戦に挑むことは、人生の糧になる。画中画、劇中劇に隠された壮大なドラマ。乱と変の歴史を分析すると戦争の本質が見える。
旅する哲学者は、美の本質、美のイデアを探求する。
*大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』より
大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
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【本質と影】あなたの本質は何か、あなたは何から作られているのか。百万の影があなたに付纏っているのはなぜか。略。外見の美はすべてあなたの美の一部である、しかし、変わらぬ心、内面の真実はあなたの唯一無二の存在。シェイクスピア『ソネット集』53番
【六観音菩薩】如意輪観音菩薩は、神通力をもつ天人を救う。天から降りてきた天人は、この世で苛めに遭い苦難を受ける。十一面観音菩薩は、怒りと争いの修羅道を救う。宮澤賢治、織田信長は、修羅の道を歩いた。准胝観音菩薩(不空羂索観音菩薩)は、四苦八苦の人道を救う。
【平治の乱1159年】藤原信頼と源義朝が、藤原信西にクーデタ。平清盛、熊野詣から京都へ戻り、後白河上皇、二条天皇を六波羅の清盛邸に救出。天皇と上皇を女装させて牛車に乗せる。源義朝、敗北。後継者、源頼朝、13歳、伊豆国に流される。後白河上皇、日本一の大天狗。
*大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』より
大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
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【トロイ戦争、総大将アガメムノン率いるアカイア勢、対プリアモス王のトロイ王国】【トロイ滅亡、オデュッセウスの木馬】【パリスの審判】神々の饗宴でアプロディーテを選択するトロイ王子パリス。スパルタ王妃美女ヘレネを奪ってトロイに連れ帰りトロイ戦争勃発【ガイアの嘆願】【神々の結婚】【神々の饗宴、争いの女神エリスが黄金の林檎を投げ入れる】【女神の争い】【美女姉妹ヘレネとクリュタイムネストラ、ゼウスがレダを犯して2組双子】『叙事詩の円環』8部作
【神々の饗宴、ペレウスとテティスの結婚】海神の一族であるテティスは自由に姿を変えることができたが、ペレウスは逃れようとした彼女をつかまえて離さなかった。2人の結婚式にはほとんどの神々が出席したが、争いの女神エリスだけが招かれなかった。これを恨んだエリスは、黄金のリンゴを祝宴の満座の中に投じ、これが原因となってのちにトロイ戦争が起こる。
【テティスからアキレウス誕生】テティスは、生まれた男の子を不死身にしようと夫に隠れて火中に子を投げ入れていたが、ペレウスに発見されると海底へ去っていった。男の子は、母の手に隠れた踵(かかと)の部分を除いてほとんど不死身となった。これが英雄アキレウス。
【復讐悲劇】復讐の女神エリニュエス【オレステイア3部作】アイスキュロス(前458)『アガメムノン』『供養する女たち』『慈みの女神たち』【ルネサンス復讐悲劇の起源】セネカ『テュエステス』。『ハムレット』
*大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』より
大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
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1月
「徳川一門 ―将軍家をささえたひとびと」江戸東京博物館、1月2日~3月6日
「体感! 日本の伝統芸能―歌舞伎・文楽・能楽・雅楽・組踊の世界―」東京国立博物館、1月7日(金)~3月13日(日)
「ポンペイ」東京国立博物館、2022年1月14日(金)~ 2022年4月3日(日)
「奇想のモード 装うことへの狂気、またはシュルレアリスム」東京都庭園美術館、1月15日~4月10日
ボストン美術館所蔵「THE HEROES 刀剣×浮世絵-武者たちの物語」森アーツセンターギャラリー、1月21日(金)~3月25日(金)
「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」東京都美術館、1月22日(土)~4月3日(日)まで、開幕日延期
「再開記念展 松岡コレクションの真髄」松岡美術館、1月26日~4月17日
『楳図かずお大美術展』、東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)、1月28日~3月25日
「はじまりから、いま。 1952ー2022 アーティゾン美術館の軌跡―古代美術、印象派、そして現代へ」アーティゾン美術館、1月29日~4月10日
2月
「上村松園・松篁―美人画と花鳥画の世界―」山種美術館、2月5日(土) ~4月17日(日)
「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」国立新美術館、2022年2月9日(水)~5月30日(月)
ルーカス・クラナハ「パリスの審判」Lucas Cranach:Judgment of Paris 1528
「ミロ展、日本を夢見て」Bunkamuraザ・ミュージアム、2月11日~4月17日
「上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー」三菱一号館美術館、2022年2月18日~5月15日
「宝石 地球がうみだすキセキ」国立科学博物館、2月19日(土) ~6月19日(日)
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3月
特別展「空也上人と六波羅蜜寺」東京国立博物館、3月1日~5月8日
「没後50年 鏑木清方展」東京国立近代美術館、2022年3月18日~5月8日(東京国立近代美術館)2022年5月27日~7月10日(京都国立近代美術館)
井上泰幸展、東京都現代美術館、3月19日~6月19日
4月
北斎 大英博物館所蔵作品を中心に、サントリー美術館、4月16日~6月12日
スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち、東京都美術館、4月22日(金)~7月3日(日)
ボテロ展、Bunkamuraザ・ミュージアム、4月29日~7月3日
6月
自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで、国立西洋美術館、6月4日(土)~9月11日(日)
カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ『朝日の中の婦人』1818-1820、フォルクヴァング美術館
ゲルハルト・リヒター展、東京国立近代美術館、6月7日~10月2日
ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡―市民が創った珠玉のコレクション、国立新美術館、2022年6月29日(水)~9月26日(月)
7月
ボストン美術館展 芸術×力、東京都美術館、7月23日(土)~10月2日(日)
フィン・ユールとデンマークの椅子、東京都美術館、7月23日(土)~10月9日(日)
8月
国立新美術館開館 15周年記念 李禹煥、国立新美術館、2022年8月10日~11月7日
「日本美術をひも解くー皇室、美の玉手箱」、東京藝術大学大学美術館、8月6日~9月25日
10月
静嘉堂創設 130 周年・新美術館開館記念 響きあう名宝―曜変・琳派のかがやき(仮)、 2022 年 10 月 1 日(土)~12 月 18 日(日)
ベルクグリューン・コレクション展、国立西洋美術館、10月8日(土)~2023年1月22日(日)
特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」(2022年10月18日~12月11日)
150周年記念、【史上初の国宝89件公開】狩野永徳から埴輪まで所蔵する国宝89件すべてを展示するのは150年の歴史上初めて!
12月
「英英紅綠 第47回 白日会会員選抜展」、日本橋三越本店 本館6階 美術特選画廊
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【ルーカス・クラナッハ】(Lucas Cranach der Ältere、1472年10月4日 - 1553年10月16日)ヴィッテンベルクに工房を構え、当地の領主ザクセン選帝侯フリードリヒ3世に御用絵師として仕えた。腰の細くくびれた独特なプロポーションのヴィーナス像は、ティツィアーノやジョルジョーネのヴィーナスとは異なる官能美。『パリスの審判』1528『ヨハネの首をもつサロメ』1530『ホロフェルネスの首をもつユディト』1530『ヴィーナス』1532『正義の寓意』1537
【カスパー・ダヴィッド・フリードリヒ】1774年、ポメラニア地方に生まれた。1794-98年、コペンハーゲンのアカデミーに学び、その後ドレスデンに住む。ドレスデンではロマン主義運動の芸術家たちのメンバーとなる。後にドレスデン・アカデミーで教鞭をとる。神はどこにでも存在している、と彼は言う。フリードリヒは孤独と貧困の中で亡くなったとされる。死後、その名声は急速に消えて、20世紀になって再評価された。
フリードリヒ『孤独な木』1822『月を眺める2人の男 』1819 -1820『氷の海』1823『霧の海を眺めるさすらい人 』1818『雪の中の修道院の墓地』1819
『月を眺める2人の男 』1819 -1820ロマン主義詩人ノヴァーリスの世界の視覚的表現とも言える。夜と死に魂の自由とやすらぎを見出した詩人。月光に見えるのは枯れ木と荒くれた岩。男たちの背後に死の予感があり、おそらく、とても静かな死の予感である。ノヴァーリス
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参考文献
「密教彫刻の世界」愛染明王、金剛薩埵の化身
https://bit.ly/2WNIoNt
クラーナハ展、500年後の誘惑・・・透明なヴェールの女、女の策略
https://bit.ly/3JlqRl5
ルーカス・クラナッハ(父)「洗礼者聖ヨハネの首を持つサロメ」1530年代ブダペスト国立西洋美術館蔵
THEハプスブルク 華麗なる王家と美の巨匠たち・・・黄昏のウィーンの思い出
https://bit.ly/2obtPA4
絶世の美女、徳姫、織田信長と徳川家康・・・「美と復讐」第4巻
https://bit.ly/3HjY9zO
2022謹賀新年 蘇る不滅の精神、理念を探求する精神
https://bit.ly/3HmiOCw
2021美術展ベスト10・・・旅する哲学者 美への旅
https://bit.ly/33XYx7Z
美術館スケジュール2022年・・・旅する哲学者 美への旅
https://bit.ly/3KiUp3f

2021年1月11日 (月)

美術館スケジュール2021年・・・旅する哲学者、美への旅

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大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』233回

思想家は、知恵と愛を探求し、美を探求する。絶望を超えて、地上の悪と戦い、天の仕事を成し遂げる。この世は天界と地上の悪との戦いである。如意輪観音は、天人を救う。
魂の果てを歩き探検する。叡智と愛の探求の歴史。悪と戦う7人の勇者、愛と復讐の叙事詩、東西文化交渉史4千年。理念を探求する魂の精神史。
美は真であり、真は美である。これは、地上にて汝の知る一切であり、知るべきすべてである。
美しい魂は、輝く天の仕事をなし遂げる。美しい女神が舞い下りる。美しい守護精霊が、あなたを救う。永遠を旅する哲学者は、時を超えて、理念を追求する。黄昏の丘に降り立ち、不滅の魂の神殿に屹立する。美のイデアへの旅。
大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』より
*大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
――
思想家は理念を探求して、理念の現実化を夢想し運命と戦う。プラトンは、知恵を探求し邪知暴虐な王と対峙、空海は即身成仏を追求し金剛峯寺と東寺を形作る。孔子は仁義礼智信を追求し遍歴の果て74歳で果てる。嵯峨天皇は坂上田村麻呂を大納言に任じて平城上皇と戦い乱を鎮圧、弘仁文化を築いた。
――
哲学者は、知恵と愛の探求の旅を続ける。藝術家は、果てしない創造の旅に出る。藝術家は創造力を磨き、世界を創る。創造の秘密は何か。理念を失った世界で判断基準は何か。美の基準は何か。哲学者は、知恵と愛と美を探求して、魂を磨き、魂の美を探求する。藝術家は「時を超える、独創性、革命的、神秘、出会い」5つの語をマントラのごとく唱える。
【愛と復讐の叙事詩】アレクサンドロス大王、父フィリッポス2世を暗殺。クレオパトラ7世、弟プトレマイオス14世を暗殺。プロイセンのフリードリッヒ大王、織田信長、偉大な人生は、復讐から始まる。絶望に立ち向かう。絶望を超えて、復讐を果たし、天の仕事を成し遂げる。
【理念を探求する精神史】ソクラテス、紀元前399年70歳。プラトン紀元前347年80歳。空海835年61歳。李白 762年61歳。孔子紀元前479年74歳。織田信長1582年49歳。アレクサンドロス大王紀元前323年33歳。嵯峨天皇842年56歳
【葛飾北斎】20歳で絵師となるが売れず、苦節50年、『富岳三十六景』まで雌伏。九十歳で死ぬまで絵を描きつづける。74歳で画狂老人卍『鳳凰図屏風』、87歳『八方睨み鳳凰図』88歳『富士越龍図』。90歳「天我をして五年の命を保たしめば、真正の画工となるを得べし」
【六観音菩薩】如意輪観音菩薩は、神通力をもつ天人を救う。天から降りてきた天人は、この世で苛めに遭い苦難を受ける。十一面観音菩薩は、怒りと争いの修羅道を救う。准胝観音菩薩(不空羂索観音菩薩)は、四苦八苦の人道を救う。
宮澤賢治、織田信長は、修羅の道を歩いた。
*大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』より
大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
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1月
「日本のたてもの」東京国立博物館 表慶館2020年12月24日(木)~ 2021年2月21日(日)
吉田博展、東京都美術館 2021年1月26日(火)~3月28日(日)
舟越 桂 私の中にある泉、松濤美術館、2020年12月5日(土)~ 2021年1月31日(日)
2月
佐藤可士和展、国立新美術館、2月3日(水)~5月10日(月)
川合玉堂 ―山﨑種二が愛した日本画の巨匠―、山種美術館、2021年2月6日(土)~4月4日(日)
テート美術館所蔵 コンスタブル展、三菱一号館美術館、2021年2月20日(土)~5月30日(日)
3月
「大地のハンター展 ~陸の上にも4億年~」国立科学博物館、3月9日(火)から6月13日(日)
「あやしい絵展」東京国立近代美術館、2021年3月23日(火)~5月16日(日)
カラヴァッジョ展、国立新美術館、3月24日(水)~5月10日(月)
渡辺省亭 欧米を魅了した花鳥画、東京藝大美術館、3月27日(土)~5月23日(日)
4月
百花繚乱 ―華麗なる花の世界―、山種美術館、4月10日(土)~6月27日(日)
特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」東京国立博物館、4月13日~5月30日
「ライデン国立古代博 物館所蔵 古代エジプト展」Bunkamura ザ・ミュージアム、4月16日(金) ~ 6月27日(日)
イサム・ノグチ展、東京都美術館、4月24日(土)~8月29日(日)
北斎「冨嶽三十六景」と広重、江戸東京博物館、4月24日(土)-6月20日(日)
5月
クロード・モネ —風景への問いかけ オルセー美術館・オランジュリー美術館特別企画、アーティゾン美術館、5月29日(土) ~9月10日(金)
6月
ファッション イン ジャパン1945-2020―流行と社会、国立新美術館、6月9日(水)~9月6日(月)
隈研吾展、東京国立近代美術館、6月18日(金)-9月26日(日)
「国宝聖林寺十一面観音」東京国立博物館6月22日(火)~9月12日
三菱創業150周年記念 三菱の至宝展、三菱一号館美術館、6月30日(木)-9月12日(日)
7月
「大江戸の華―武家の儀礼と商家の祭―」江戸東京博物館、7月10日~9月20日
「聖徳太子と法隆寺」東京国立博物館7月13日~9月5日
Walls & Bridges 世界にふれる、世界を生きる、東京都美術館 2021年7月22日(木)~10月9日(土)
京の国宝、京都国立博物館、7月24日~9月12日
「マティス 自由なフォルム」国立新美術館、9月15日~12月13日
ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント、東京都美術館、9月18日(土)-12月12日(日)
10月
「最澄と天台宗のすべて」東京国立博物館10月12日~11月21日
ーー
【空海、聖なるものは悪を滅ぼす】空海は三界の衆生を害することとは三界の無明を断じることに他ならないとしている。*三毒。貪欲・瞋恚・愚痴。貪瞋痴。
不空『理趣釈経』【『般若理趣経』第三段】「金剛手よ、もしこの理趣を聞きて受持し読誦することあらば、たとひ三界の一切の有情を害すも悪趣に堕せず」天人は三悪趣と戦う。*三悪趣(地獄・餓鬼・畜生)
――
参考文献
大久保正雄「ルネサンス、メディチ家と織田信長」
https://t.co/J6q12oMYUX
織田信長、本能寺の変、孤高の城、安土城、信長の価値観
https://bit.ly/39FAMQc
旅する思想家、孔子、王羲之、空海と嵯峨天皇
https://bit.ly/2zsD05T
密教経典『理趣経』・・・空海と金剛界曼荼羅
https://bit.ly/2H2diKc
旅する哲学者、ソクラテスの戦い ソクラテスの祈り
https://t.co/gW05rsb44i「密教彫刻の世界」東京国立博物館・・・愛染明王、金剛薩埵の化身
https://bit.ly/2WNIoNt
――
2020美術展ベスト10・・・旅する哲学者 美への旅
https://bit.ly/34YoO3Q
2020 謹賀新年 蘇る不滅の精神
https://bit.ly/2tj6wdx

美術館スケジュール2021年・・・旅する哲学者、美への旅

2020年9月20日 (日)

美術館スケジュール2020年第2巻・・・旅する哲学者 美への旅

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大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』223回

【神の怒り】人類史からみると人の密集した都市文明は異常である*。神々は、カネと地位に執着する人間たちに天罰を下す。戦争と疫病を起こす。
【人口削減計画】ゼウスは、増え過ぎた人口を調節するためにテミスと試案を重ね、大戦を起こして人類の大半を死に至らしめる決意をした。
https://bit.ly/2XoaNcd
緊急事態により、美術館、博物館は、臨時閉館になり、3月2日から6月まで、休館した。再開されたのは、6月30日ごろからである。
*大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』より
大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
――
失われた美を求めて
【失われた美を求めて、藝術家、思想家、皇帝は失われた価値を探求する】ヘレニズム彫刻を探求したミケランジェロ、ピュタゴラス文書を探求したプラトン、アルカイック彫刻を求めたローマ人、王羲之『蘭亭序』を求めた太宗皇帝李世民、古代の美を求めたレオナルド『レダ』1505、
【失われた美を求めて】ヌムール公ジュリアーノ・デ・メディチ、レオナルドに『婦人の肖像』を発注ラファエロに肖像画を描かれミケランジェロに霊廟を彫刻される。ジュリアーノ・デ・メディチは失われた時を求めた。
【失われた美を求めて、藝術家、思想家、皇帝は失われた価値を探求する】【失われた名城、安土城】5層7階、天正7年完成、天正10年、本能寺の変以後、消失。【曜変天目茶碗】足利義政が所有した。織田信長が手に入れ、本能寺の変以後、消失。
【信長の愛刀、義元左文字】桶狭間合戦(1560)の際に、織田信長が分捕った今川義元の愛刀。初め三好政長(法號宗三)の愛刀であつた
【書の秘宝 王羲之と太宗皇帝 『蘭亭序』】王羲之(303-361)は、東晋の貴族、権謀術数の官界を嫌い会稽県に赴任、永和九年(353)三月三日に会稽山の山陰の蘭亭にて曲水流觴の宴を開いて『蘭亭序』を書き、不滅の書の古典を残す。49歳。
【金と地位では買えない価値】お金で豪邸は買えるが 、家庭は買えない。高級時計は買えても、時間は買えない。本は買えても、知識 は買えない。地位や名誉は買えても、知識は買えない。美術品はカネで買えるが、美は買えない。真の知識、学問を手に入れるには、世間の抵抗と戦い、真の師匠を探さなければならない。【失われた美を求めて、藝術家、思想家、皇帝は失われた美を探求する】
*大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』より
大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
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美術館スケジュール2020年第2巻・・・旅する哲学者 美への旅

6月
「きもの展」東京国立博物館、6月30日から8月23日
7月
おいしい浮世絵展、森アーツセンター、7月15日(水)~9月13日(日)
STARS展、現代美術のスターたち、森美術館、2020.7.31(金)~ 2021.1.3(日)
8月
MANGA都市TOKYO、ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020、国立新美術館、8月12日(水)~11月3日(火・祝)
9月
【特別展】竹内栖鳳《班猫》とアニマルパラダイス」山種美術館、2020年9月19日(土)から11月15日(日)まで
「ローマ教皇献呈画 守屋多々志《西教伝来絵巻》 試作」を併設展示
特別展「工藝2020-自然と美のかたち-」東京国立博物館、9月21日(月)
10月
特別展「桃山―天下人の100年」東京国立博物館、10月6日
「KING&QUEEN展―名画で読み解く英国王室物語―」上野の森美術館、10月10日 (土) ~ 2021年1月11日 (月).
ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵
11月
琳派と印象派 東⻄都市文化が生んだ美術、アーティゾン美術館(東京・京橋)、2020年11月14日(土)~2021年1月24日(日)
――
振袖、鼠壁、縮緬地、波に千鳥裾模様、江戸時代、19世紀、京都文化博物館
単衣、鼠絽地、富士雲夕立模様、江戸時代、19世紀、奈良県立美術館
京都 輪違屋「打掛 紺繻子地鷲波松模様」「打掛 淡茶地鳳凰幔幕大太鼓模様唐織」「丸帯 紺地雲龍模様繻珍」明治~大正時代19~20世紀
特別展「きもの KIMONO」国立東京博物館・・・織田信長の陣羽織「黒鳥毛揚羽蝶模様」、戦国一の美女と落城
https://bit.ly/2NRghXr
――
「法隆寺金堂壁画と百済観音」・・・法隆寺と百済観音の謎
https://bit.ly/2J66OZZ
「法隆寺金堂壁画と百済観音」・・・若草伽藍と聖徳太子の謎
https://bit.ly/2R8JNtG 
「出雲と大和」東京国立博物館・・・大海人皇子、大王から天皇へ
https://bit.ly/2ReO0wz 
特別展「きもの KIMONO」国立東京博物館・・・織田信長の陣羽織「黒鳥毛揚羽蝶模様」、戦国一の美女と落城
https://bit.ly/2NRghXr
STARS展、現代美術のスターたち、森美術館 ・・・資本主義史上最大の感染爆発、混迷する人類、救済する智慧はどこにあるか
https://bit.ly/30g3TY4
「The UKIYO-E 2020 ─ 日本三大浮世絵コレクション」東京都美術館・・・浮き世の遊宴と享楽と美女
https://bit.ly/30JCdd2
「おいしい浮世絵展~北斎 広重 国芳たちが描いた江戸の味わい~」・・・江戸人の味覚
https://bit.ly/3kwMEK0
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レオナルド・ダ・ヴィンチ没後500年記念「夢の実現」展・・・レオナルドの夢、ルネサンスの夢
https://bit.ly/38VLGjZ
ハマスホイとデンマーク絵画展・・・背を向けて佇む女、憂いを帯びる世界、だれもいない部屋
https://bit.ly/2RNIUq8
ロンドン・ナショナル・ギャラリー展・・・ルネサンス、ヴェネツィアの放浪画家、マニエリスムの放浪画家
https://bit.ly/3g2iknx
「桜 さくら SAKURA 2020 ―美術館でお花見 ! ―」山種美術館・・・花の宴
https://bit.ly/2UUizJw
上村松園と美人画の世界・・・肉体の美と叡智
https://bit.ly/2GXmVru
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「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」東京国立博物館・・・空海、理念と象徴
https://bit.ly/3fyOaYF
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美術館スケジュール2020年・・・旅する哲学者
https://bit.ly/37QZThD 
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充実した年の記録
2019美術展ベスト10・・・旅する哲学者 美への旅
https://bit.ly/2Z8f8AL
充実した年 2018美術展ベスト10・・・旅する哲学者 美への旅
https://bit.ly/2YUXtwi 
2017美術展ベスト10・・・旅する哲学者 美への旅
https://bit.ly/2YUzNbk 
2016美術展ベスト10・・・旅する哲学者、美への旅
https://bit.ly/31VeAjD

2020年1月 9日 (木)

美術館スケジュール2020年・・・旅する哲学者 美への旅

Houryuji2020
Chojugiga2020
大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』第204回
理念を追求する精神は、邪知暴虐な権力と戦い、闇の彼方に美を求める。理念の人は、苦難を超えて、輝く天の仕事を成就する。空海、孔子、織田信長、李白、プラトン。即身成仏、仁義礼智、天正、武の七徳、桃花流水杳然去、美の海原の彼方の美のイデア、存在の彼方の善のイデア。如意輪観世音菩薩、愛染明王が、美しい魂に舞い降り、天人を救う。
大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
【思想家を弾圧する国】大逆事件の幸徳秋1911年、24名死刑、甘粕事件の大杉栄・伊藤野枝1923年9月16日憲兵隊により殺害、治安維持法1925年、二・二六事件で北一輝処刑1936年、小林多喜二、獄中死1933年。近衛文麿失脚1941年。
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【ロレンツォは16歳の時から詩作を始める。20歳で当主となる。1492年43歳で死す】青春とは何と美しいものか。だが見る間に過ぎ去ってしまう。美しい時を楽しみなさい。明日は定めなきものゆえ。ロレンツォ・デ・メディチ『謝肉祭のためのバッカスとアリアドネの勝利の歌』
【内極めて美なるものあり】あはれ、この至妙の調和より、万物皆な或一種の声を放ちつゝあるにあらずや。形の醜美を見て直ちに其醜美を決するは、未だ美を判ずるの最後にあらず。外極めて醜なるものにして、内極めて美なるものあり。外極めて美にして、内極めて醜なるものあり。北村透谷『万物の声と詩人』1826
――
永遠を旅する哲学者、美への旅、イデアへの旅をつづける。美は真であり、真は美である。これは、地上にて汝の知る一切であり、知るべきすべてである。純粋な魂は、輝く天の仕事を成し遂げる。美しい女神が舞い下りる。美しい守護精霊が、あなたを救う。
大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』より
*大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
――
1月
上村松園と美人画の世界、山種美術館、1月3日(金)~3月1日(日)
「開館40周年記念 太田記念美術館所蔵 肉筆浮世絵名品展―歌麿・北斎・応為」、太田記念美術館、1月11日~2月9日
日本書紀成立1300年「出雲と大和」東京国立博物館1月15日(水)~3月8日(日)
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1971
レオナルド・ダ・ヴィンチ没後500年記念「夢の実現」展、代官山ヒルサイド・フォーラム、2020年1月5日(日)~1月26日(日)
レオナルドのさまざまな顔 ―その多面性をひもとく、代官山ヒルサイドプラザホール2020年1月17日(金)開場12:30/開演13:00~16:00 http://leonardo500.jp/event
見えてくる光景 コレクションの現在地、アーティゾン美術館、1月18日(土)〜3月31日(火)
ハマスホイとデンマーク絵画展、東京都美術館、1月21日(火) ~3月26月(木)
2月
奇蹟の芸術都市バルセロナ、東京ステーションギャラリー、2月8日(土) ~4月5日(日)
画家が見た子ども展 ボナール、ヴュイヤール、ドニ、ヴァロットン、三菱一号館美術館、2月15日(土)~6月7日(日)
3月
ロンドン・ナショナル・ギャラリー展、国立西洋美術館、3月3日火) ~6月14日(日)
閉館、国立近代美術館工芸館「所蔵作品展 パッション20」2019.12.20 - 2020.3.8
「体感! 日本の伝統芸能―歌舞伎・文楽・能楽・雅楽・組踊の世界―」東京国立博物館、表慶館3月10日(火)~ 5月24日(日)
古典✕現代2020ー時空を超える日本のアート、国立新美術館3月11日(水)〜6月1日(月)
法隆寺金堂壁画と百済観音、東京国立博物館、3月14日(土)~5月10日(日)
桜 さくら SAKURA 2020―美術館でお花見!―、山種美術館、2020年3月14日(土) ~5月10日(日)
特別展「和食」、国立科学博物館3月14日(土)~6月14日(日)
ホキ美術館所蔵 超写実絵画の襲来、Bunkamuraザ・ミュージアム、3/18(水) ~5/11(月)
「白日会、第96回」、国立新美術館、3月18日(水)~3月30日(月)
4月
きもの KIMONO、東京国立博物館、4月14日(火) ~6月7日(日)
芸術✕力 ボストン美術館展、4月16日(木) ~7月5日(日) 、東京都美術館
おいしい浮世絵展~北斎 広重 国芳たちが描いた江戸の味わい~、森アーツセンターギャラリー、4月17日(金) ~6月7日(日)
国宝 燕子花図屏風―色彩の誘惑―、根津美術館、4月18日(土) ~5月17日(日)
5月
リニューアルオープン記念ⅠART in LIFE, LIFE and BEAUTY(仮称)、サントリー美術館、5月13日(水) ~7月5日(日)
竹内栖鳳《班猫》とアニマルパラダイス、山種美術館、5月16日(土) ~7月12日(日)
開館記念展Ⅰ珠玉のコレクションーいのちの輝き・つくる喜び、SOMPO美術館、5月28日(木) ~7月5日(日)
6月
ファッション イン ジャパン1945-2020―流行と社会、国立新美術館、6月3日(水)~8月24日(月)
印象派の女性画家たち、アーティゾン美術館6月30日(火) ~10月25日(日)
7月
三菱の至宝展、三菱一号館美術館7月8日(水)~9月22日(火)、
山種美術館所蔵 浮世絵・江戸絵画名品選―写楽・北斎から琳派まで―、山種美術館、7月18日(土)~9月10日(木)
MANGA 都市 TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020、国立新美術館、月8日(水) ~9月22日(火)
クロード・モネ ̶ 風景への問いかけ オルセー美術館・オランジュリー美術館 特別企画、アーティゾン美術館、7月11日(土) ~10月25日(日)
「国宝 鳥獣戯画のすべて」東京国立博物館、7月14日~8月30日
開館記念展Ⅱ秘蔵の東郷青児-多才な画家の創作活動に迫る、SOMPO美術館、7月18日(土)~9月4日(金)
The UKIYO-E 2020-日本三大浮世絵コレクション、東京都美術館、7月23日(木・祝)~9月13日(日)https://ukiyoe2020.exhn.jp
9月
凱旋帰国!江戸絵画の華」、出光美術館、9月中旬~12月(予定)
12月
英英紅綠 第45回 白日会会員選抜展. 2020年12月(水)~、日本橋三越本店 本館6階 美術特選画廊。山本大貴、木原和敏、小木曽誠
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2019美術展ベスト10・・・旅する哲学者 美への旅
https://bit.ly/368lxxe
020 謹賀新年 蘇る不滅の精神
https://bit.ly/2tj6wdx
美術館スケジュール2019年・・・旅する哲学者 美への旅
https://bit.ly/2Q0QCdF
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【藝術と魔術】藝術は悲しみと苦しみから生まれる。絵を描くのは美的活動ではない。この敵意に満ちた奇妙な世界と我々の間を取り次ぐ、一種の魔術なのだ。敵との闘争における武器なのだ。いかなる創造活動も、はじめは破壊活動だ。パブロ・ピカソ
孤高の思想家と藝術家の苦悩、孫崎享×大久保正雄『藝術対談、美と復讐』
https://bit.ly/2AxsN84
三浦るり、井上達夫、藤原帰一、偽物が跳梁跋扈する。御用学者、末人の群れ。真理に仕えず、金と地位に仕える畜群(Herde)の先導者。
高貴な精神とは何か。失われた巨匠たち。悪質な詐欺師が跳梁する偽物の時代。
http://bit.ly/2CWj9KI
偽物を尊ぶ末人、畜群(Herde)の時代。目先の利益と地位を追求する末人たち。理念と正義が崩壊した時代。「われわれは幸福を発明した。末人たちはそう言ってまばたきする」『ツァラトスゥトラ』
失われた巨匠たち。悪質な詐欺師が跳梁する偽物の時代。映像の魔術師の死。
http://bit.ly/2GOTzK3
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「ひとたび出逢つた魂が、もういちどもつと遥かな場所で出会ふためには、どれだけの苦悩や痛みが必要とされることか。魂の経めぐるみちは荊棘(けいきよく)にみたされてゐるだらう。」魅死魔幽鬼夫『苧菟と瑪耶』1944 

2018年1月11日 (木)

美術館スケジュール2018年・・・旅する哲学者 美への旅

Ninnaji2018大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』第133回
帝国主義の雰囲気が濃厚になりつつある今。この世界はファシズムの嵐が吹き荒れるのか。
春の首都の美術館を彩る美術館は、ルネサンス、バロック、密教美術。ベラスケス、ブリューゲル、ミケランジェロ、藤田嗣治、ルーベンス。人類の知的遺産を、生きる原動力にして、生きよう。愛のない世界に理念を実現するために。
再び、自由主義者が弾圧される時代が来るとは思わなかった。孫崎享先生も同意していた。思想家、文化人が弾圧される時代。大逆事件の幸徳秋水処刑1910年、甘粕事件の大杉栄1923年9月16日、二・二六事件の北一輝1936年、小林多喜二の獄中死1933年。近衛文麿失脚1941年。
――
人生とは、あなたが出会う人々であり、その人たちとあなたが作り出すもの。
だから、待っていないで何か作ることをはじめなさい。
人生は短い。情熱を身にまとい、自分の愛と夢を生きよう。
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富とは、お金で買えないものをどのくらい持っているかである。
お金で家は買えるけれど家庭は買えない。
お金で本は買えるけれど知識は買えない。知性は買えない。
お金で学校は買えるけれど学問は買えない。
お金で血は買えるけれど命は買えない。
お金で時計は買えるけれど時間は買えない。
お金で地位は買えるけれど尊敬は買えない。
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1月
「神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展」Bunkamura ザ・ミュージアム、1月6日—3月11日
「仁和寺と御室派のみほとけ」東京国立博物館、1月16日-3月11日
「ブリューゲル展」東京都美術館、1月23日~4月1日 *豊田市美術館、札幌芸術の森美術館。
「アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝」東京国立博物館1月23日(火) -3月18日(日)
2月
「「ルドン―秘密の花園」三菱一号館美術館2月8日(木) —5月20日(日)
「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」国立新美術館、2月14日-5月7日 *九州国立博物館、名古屋市美術館。
「プラド美術館展」国立西洋美術館、2月24日-5月27日 *兵庫県立美術館。
3月
「ヌード NUDE」横浜美術館、3月24日-6月24日
「東西美人画の名作 序の舞への系譜」東京藝術大学大学美術館 3月31日-5月6日
4月
「名作誕生 つながる日本美術」東京国立博物館、4月13日-5月27日
「プーシキン美術館展」東京都美術館、4月14日-7月8日 *国立国際美術館。
「生誕150年 横山大観展」東京国立近代美術館4月13日-5月27日 *京都国立近代美術館。
「特別展 京のかたな」京都国立博物館、9月29日-11月25日
5月
「ルーヴル美術館展 肖像芸術」国立新美術館、5月30日-9月3日
6月
「ミケランジェロと理想の身体」国立西洋美術館、6月19日-9月24日
「ミラクル エッシャー展」上野の森美術館6月6日-7月29日
7月
「特別展 縄文」東京国立博物館 7月3日-9月2日
「モネ それからの100 年」横浜美術館、7月14日-9月24日
「没後50年 藤田嗣治展」東京都美術館、7月31日-10月8日 *京都国立近代美術館。
9月
「京都・醍醐寺 真言密教の宇宙」サントリー美術館 9月19日-11月11日
「特別展 京のかたな」京都国立博物館、9月29日-11月25日
10月
「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」10月2日-12月9日
「フェルメール展」上野の森美術館、10月5日-2019年2月3日 *大阪市立美術館。
「ルーベンス展 バロックの誕生」国立西洋美術館、10月16日-2019年1月20日
「東山魁夷展」国立新美術館 10月24日-12月3日
「ムンク展」東京都美術館、10月27日-2019年1月20日
六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展「カタストロフと美術のちから展」森美術館(森タワー53階)10月6日(土)-2019年1月20日(日)
国立トレチャコフ美術館所蔵「ロマンティック・ロシア」 ザ・ミュージアム | Bunkamura
2018/11/23(金)-2019/1/27(日)
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/18_russia.html
――
大久保 正雄『ことばによる戦いの歴史としての哲学史 理性の微笑み』理想社
http://bit.ly/2BGiuwX
http://bit.ly/2zEiAV9
2017美術展ベスト10・・・旅する哲学者 美への旅
http://bit.ly/2zBC7ED
2018新春、春風駘蕩・・・旅する哲学者 美への旅
http://bit.ly/2ClhVxg
美術館めぐり・・・美術館の迷路
http://bit.ly/2qBJf51

2017年1月 6日 (金)

美術館スケジュール、2017年・・・旅する哲学者 美への旅

2016_tiziano2017022820170926美術館スケジュール、2017年・・・旅する哲学者 美への旅
夕暮れ散歩、夕暮れの諧調、夕暮れ美術館。
美への旅、知恵の旅、時空の果てへの旅、魂への旅。
美は真であり、真は美である。これは、地上にて汝の知る一切であり、知るべきすべてである。
はちみつ色の夕暮れ、黄昏の丘、黄昏の森を歩き、迷宮図書館に行く。糸杉の丘、知の神殿が目覚める。
美しい魂は、輝く天の仕事をなす。美しい女神が舞い下りる。美しい守護精霊が、あなたを救う。
*大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』より
*大久保正雄『永遠を旅する哲学者 美のイデアへの旅』
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1月 
「春日大社展」東京国立博物館(1/17~3/12)
「ティツィアーノとヴェネツィア派」東京都美術館 1月21日~4月2日
「特別展 雪村」東京藝術大学大学美術館(3/28~5/21)*MIHO MUSEUM(8/1〜9/3)
2月
「草間彌生 わが永遠の魂」国立新美術館(2/22~5/22)
「シャセリオー展-19世紀フランス・ロマン主義の異才」国立西洋美術館(2/28~5/28)
3月
「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」東京国立近代美術館(3/14~5/21)
「大英自然史博物館展」国立科学博物館(3/18〜6/11)
「ミュシャ展」国立新美術館(3/8〜6/5)
4月
「特別展 快慶」奈良国立博物館(4/8~6/4)
「特別展 茶の湯」東京国立博物館(4/11~6/4)
「ヴォルスー写真、絵画、エッチング」DIC川村記念美術館(4/1〜7/2)
「ポイマンス美術館、ブリューゲル バベルの塔展」東京都美術館(4/18~7/2)*国立国際美術館(7/18~10/15)
6月
「ジャコメッティ展」国立新美術館6月14日 〜 9月4日
「アルチンボルド展」国立西洋美術館(6/20〜9/24)
7月
「特別展 タイ~仏の国の輝き~」東京国立博物館、7月4日~
「ベルギー奇想の系譜展」Bunkamuraザ・ミュージアム7月15日~9月24日
「怖い絵展」兵庫県立美術館(7/22〜9/18)*上野の森美術館(10/7〜12/17)
9月
「特別展 運慶」東京国立博物館(9/26~11/26)
「ボストン美術館 浮世絵名品展 鈴木春信」千葉市美術館(9/6~10/23)*名古屋ボストン美術館(11/3〜2018/1/21)他巡回。
10月
「長沢芦雪展」愛知県美術館(10/6〜11/19)
「特別展覧会 国宝」京都国立博物館(10/3〜11/26)

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