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新年

2018年1月 1日 (月)

2018新春、春風駘蕩・・・旅する哲学者 美への旅

Titian_venus_of_urbino大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』第132回
1、時を超える不滅の魂
美しい魂は、永劫回帰の時を超える。時を超えて蘇る。北斎は、九十歳で死ぬまで絵を描きつづける。
2、理念を追求する精神は知性によって運命と戦う
理念を追求する精神は、知性によって運命と戦い、地上に美を成就する。メディチ家のプラトン・アカデミーは1499年に滅びる。しかし、逆境の時を超え、滅亡から400年後蘇る。
3、復讐する精神
理念を追求する精神は、運命と戦い、運命に復讐する。美しい魂は、逆境に屈せず、理念を追求する。偉大な精神は、復讐を果たす。
織田信長は、織田信行の二度目の謀反に復讐を果たし、人生の冒険に旅立つ。弘治三(1557)年、信長24歳。アレクサンドロスは、父王フィリッポス2世を側近貴族によって暗殺、復讐を果たして人生の旅に旅立つ。偉大な精神は、復讐を果たして大願成就する。
深淵から蘇る魂
一流の人間だけが一流の才能を評価する。高島野十郎は、終生家族を持たず、師もなく、画壇とも関わらず、画壇や世に背を向け、売れもしない精密な写実画を黙々と描き続けた孤高の画家。没後30年、脚光を浴びる。『傷を負った自画像』(1916*)
4、夢の果てを追いつづける
天正十(1582)年、六月一日。織田信長は、本能寺で、茶会を開き、天下三肩衝を披露する予定だった。本能寺の変により天下三肩衝を手に入れる夢は幻と消える。*初花肩衝、新田肩衝、楢柴肩衝。
5、美しい魂は、本質を探求する。
美しい魂は、現象に欺かれず、本質を探求する。
人が本当に見ることができるのは心によってだけである。本質は、目で見えない。大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』
6、思想の歴史は、二千年の戦いの歴史である。
思想の歴史は、物質主義と本質主義、経験主義と合理主義、義務倫理学と価値倫理学、全体主義と自由主義の二千年に亙る戦いの歴史である。*大久保正雄『ことばによる戦いの歴史としての哲学史』
7、永遠を旅する哲学者、イデアへの旅
存在の彼方に、善と美のイデアがある。存在の根拠は美と善である。人間存在の秘密は、たんに生きることにあるのでなく、何のために生きるかである。*大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
8、美を探求する精神史
黄昏時、夕暮れの光の中で『美の精神史』を執筆する。美を求める旅は、精神の旅である。美の精神史の旅。時の彼方、回帰する時を超えて、イデアへの旅。理念を追求する精神を求めて旅に出る。理念を追求する精神は、現実と戦う。理念を追求する人は弾圧される。しかし、死を超えて、美しい魂は蘇り、戦いを始める。
メディチ家の悲劇。織田信長の悲劇。プラトンの悲劇。空海の旅。嵯峨天皇の隠遁。王羲之の蘭亭の曲水宴。魂の美を探求したレオナルド。知性の美を探求したミケランジェロ。理念を追求する人の戦い、天への祈り。
本能寺の幻の茶会、安土城の七層の天主、信長の果たさざる夢。メディチ家の果たさざる夢。ロレンツォの歌を思い出す。
9、メディチ家の果たさざる夢。ロレンツォの歌
青春とは何と美しいものか。だが見る間に過ぎ去ってしまう。美しい時を楽しみなさい。明日は定めなきものゆえ。
Quant’è bella giovinezza,che si fugge tuttavia!,chi vuol esser lieto, sia:
di doman non c’è certezza.
Canzona di Bacco, Trionfo di Bacco e Arianna, 1490
――

大久保 正雄『理念を探求する魂の精神史』『美の精神史』
藝術家と運命の戦い
【レオナルド・ダ・ヴィンチ】生後まもなく孤独に生きていく。13歳でヴェロッキォ工房に弟子入り。苦節三十三年、46歳でミラノにて『最後の晩餐』を完成。47歳の時、フランス軍、ミラノ占領。48歳で放浪の旅に出る。64歳、フランス王の招きでアンボワーズ、クルー城に行く。三枚の絵画をイタリア使節に披露。67歳で死去。
【葛飾北斎】葛飾北斎、三十歳で貧困、苦節四十年。72歳で『富嶽三十六景』「神奈川沖浪裏」。七十五歳の時に、名を変え「画狂老人卍」を用いる。『富嶽百景』「海上の不二」、『鳳凰図屏風』(1834)を描く。九十歳で『富士越龍図』『李白観瀑図』1849年を描く。「齢九十歳 画狂老人卍筆」。 北斎最期の言葉は「天我をして五年後の命を保ためしハ真正の画工となるを得べし」。嘉永二(一八四九)年四月十八日没。
【真の富】富とは、お金で買えないものをどのくらい持っているかである。お金で家は買えるけれど家庭は買えない。お金で本は買えるけれど知識は買えない。お金で学校は買えるけれど学問は買えない。知性は買えない。
――
【織田信長の復讐】弟信行は信長が病気との報を受け、11月2日に清洲城へ信長を謀殺に行った。清洲城北櫓天主次の間で信長の命を受けた河尻秀隆ら、池田恒興らによって返り討ちされた。弘治三(1557)年、信長24歳。
――
【プラトン・アカデミー】コジモ・デ・メディチは、1439年ギリシア人哲学者からプラトン哲学の奥義を聴き、アカデミア・プラトニカ設立を思い立つ。
コジモ・デ・メディチは、1459年カレッジ別荘をマルシリオ・フィチーノに託す。アカデミア・プラトニカ始まる。
【プラトン・アカデミーの終焉】ロレンツォ1492年死去。ポリツィアーノ、ミランドラ、1494年、毒殺されて死す。フィチーノ1499年死去。
【レダ】レオナルド『レダ』17世紀1694年まで、フォンテーヌブロー宮殿所蔵品目録に存在した記録がある。
――
美は真であり、真は美である。これは、地上にて汝の知る一切であり、知るべきすべてである。
美しい夕暮れ。美しい魂に、幸運の女神が舞い降りる。美しい守護霊が救う。美しい魂は、輝く天の仕事をなす。
*大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』より
大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
大久保正雄『藝術と運命の戦い 藝術家と運命の女』
――
参考文献
大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』
メディチ家年代記 メディチ家礼拝堂の幽明境
https://t.co/jfr10GQn6W
メディチ家の容貌、ルネサンスの美貌 理念を追求する一族
http://bit.ly/2kSINKR
戦国武将、織田信長 骨肉の抗争
http://bit.ly/2l7FlKH
旅する思想家、孔子、王羲之、空海と嵯峨天皇
http://bit.ly/2jcAF6D
大久保正雄「メディチ家とプラトンアカデミー」『ルネサンスの美と世界遺産』
https://t.co/yxlgRpwirV
「愛と美の迷宮、ルネサンス、メディチ家と織田信長」
https://t.co/J6q12oMYUX

2017年1月 1日 (日)

謹賀新年・・・蘇る春、蘇る不滅の魂

Hokusai_southern_wind_clear_morningPhotoBoston_2006_12謹賀新年・・・蘇る春、蘇る不滅の魂
1、時を超える不滅の魂
美しい魂は、永劫回帰の時を超える。時を超えて蘇る。北斎は、九十歳で死ぬまで絵を描きつづけた。空海は、波瀾の航海と旅に生き、805年青龍寺の恵果から伝授、即身成仏の奥義を追求、生涯にわたる探求者である。李白、旅する至高の詩人、61歳で天界に帰還する。ソクラテスは、七十歳まで「魂の不滅」を説き続けた。ミケランジェロは、14歳の時ロレンツォに見出され、苦難の人生をを越えて、八十九歳まで藝術を追求した。レオナルドは64歳でフランソワ1世の宮廷画家になり、孤独な旅路の果てにロワール、クリュ・ロッセ城に、三枚の絵を残した。『聖アンナと聖母子』『ヨハネ』『モナリザ』。謎の絵画『岩窟の聖母』『レダ』『糸巻の聖母』は秘蔵された。フランスに6枚の絵画が残された。
大久保正雄『旅する哲学者』より、美への旅
2、いのちは蘇り、美しい魂は蘇る
美の理念は、現実化する。魂に刻まれた言葉のみが、いのちをもつ。
コジモ・デ・メディチは、1463年プラトン・アカデミーを設立。ロレンツォ・デ・メディチは、パッツィ家の陰謀(1478)を乗り越え、陰謀家シクストゥス4世のフィレンツェ包囲を解く。
織田信長は、天下布武(1567)、アンシャンレジームとの戦いに挑む。反信長連合、第一次信長包囲網1570、第二次信長包囲網1573、第三次信長包囲網1580、で包囲される、扇町天皇の綸旨で脱出する。1579年、安土城を竣工。安土城天主閣、狩野永徳を起用し、仏教、儒教、道教の世界観を障壁画に画く。黄金の瓦、七層建て6階の塔が屹立する。狩野永徳『安土城図』。1582年6月1日、本能寺にて盛大な茶会を主催。利休60歳、信長48歳。
至純の魂、美しい魂は、苦難を超えて蘇る。不正と殺戮に対峙する哲学者は戦う。至純の魂は、天に徳を積む仕事をなし遂げる。
*大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』より
*大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
*大久保正雄「愛と美の迷宮、ルネサンス―メディチ家と織田信長」
2、旅する哲学者、美への旅
空海は、十二年間山林修行し、密教の意味と本質を求めて唐に航海し、805年、青龍寺、恵果阿闍梨の下で、胎蔵、金剛界、伝法阿闍梨位灌頂を受け、奥義を究めた。
プラトンは、399年ソクラテスの死後、魂の本質を探求して、12年間、地中海を旅し、387年アカデメイアを創設、348年八十歳で書物を書きながら世を去る。
旅する哲学者は、逆境を越えて蘇る。旅する哲学者は、創造と美の極致、叡智を探求する。至純の魂は、かがやく天の仕事をする。光でできたパイプオルガンを弾く。
*大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』より
旅する思想家、孔子、王羲之、空海と嵯峨天皇
https://t.co/z005oZiUyF
3、北斎 美への旅
北斎は、七十三歳の時、最高傑作「富岳三十六景」を描き、七十五歳の時「鳳凰図屏風」を描く。「画狂老人卍」と号し、九十歳まで藝術を探求した。魂の果てまで、美を探求する魂は、天翔ける。
*大久保正雄『不死鳥の画家 北斎 北斎は天翔ける。美の天に向かって』
http://odyssey2000.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-2405.html
4、李白 旅する詩人
李白は、壮絶な苦難を超え、生涯、旅に生きた至高の詩人。
李白は、世に出る道をふさがれ、10代から20代、蜀の各地を放浪した。放浪、隠遁志向を持ち、旅を続けた。天宝元年(742年)から1年半、玄宗皇帝の宮廷に仕え、都長安に留まる。しかし、皇帝の宮廷の阿諛追従の世界に倦み、再び、放浪の旅に出る。
李白(701年- 762年10月22日)、唐の絶頂期を生きた不屈の詩人、
唐の第9代皇帝、玄宗(685~762在位712~756)。治世の前半は、太宗の貞観の治を手本とした開元の治、善政で唐の絶頂期を迎えた。後半は楊貴妃を寵愛し安史の乱の因を作った。
5、生死を超えて
どんなに高度な知識をもっていても、人の痛みを感じることができない人は存在する価値がない。生死を超えて、あの世にもって行けるものは何か。生死の彼方からみると、階級、地位、職業、財産、豪邸、知識、外貌は、価値を失う。不正と殺戮に沈黙する人には、存在する価値はない。
至純の魂、魂自身が美しい存在は、永劫回帰の時を超える。
* (大久保正雄『星空の金剛界曼荼羅』)
【輝く天の仕事】
困っている人を助けること。人の心を癒し豊かにすること。埋もれている才能を世に出すこと。これは小人にはできない。天人の仕事である。
人間性の価値は、人が何を得たか(金と地位)ではない。人が人類に何を与えたかである。『月光』『皇帝』『ハープ協奏曲』はこの意味で価値がある。
*大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』より
6、友よいとしの我が友よ、色香ゆかしき白百合の心の花と咲き出でて世に芳しく馨らなむ*
幽冥界、生と死の境、黄昏の樹林で、亡き友を思い出すときがある。なぜか、強烈な郷愁を感じる。雪月花の時、最も君を憶う。美しい魂をもつ人に祈りをささげる。
*色香ゆかしき白百合、『相思樹の譜』、ひめゆり学徒隊
https://t.co/3d2IBLmUmu
はちみつ色の夕暮れ、黄昏の丘、黄昏の森を歩き、迷宮図書館に行く。糸杉の丘、知の神殿。美しい魂は、光輝く天の仕事をなす。美しい女神が舞い下りる。美しい守護精霊が、あなたを救う。
*大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』より
*大久保正雄『永遠を旅する哲学者 美のイデア』
7、美しい魂は、永劫回帰の時を超える
美しい魂は、敵を降魔し、永劫回帰の時を超える。
「魂の限界は、それに行き着こうとしてたとえあらゆる道を踏破しても、見つけ出せない。それほど深いロゴスを、魂は持っている。」ヘラクレイトス断片45
★北斎『凱風快晴』、北斎『神奈川沖浪裏』、北斎『鳳凰図屏風』

2016年1月 1日 (金)

謹賀新年・・・蘇る春、美しい魂は蘇る

Sogashouhaku_unryuuzu_1763謹賀新年・・・蘇る春、美しい魂は蘇る
1、いのちは蘇り、美しい魂は蘇る
魂に刻まれた言葉のみが、いのちをもつ。苦悩によって刻まれた言葉のみがいのちをもつ。書かれた言葉は、いのちある言葉の影である。(大久保正雄『旅する哲学者』より)
至純の魂、美しい魂は、逆境を超えて蘇る。
大久保正雄『旅する哲学者』より
2、不屈の魂、旅する哲学者、旅する藝術家
空海は、十二年間山林修行し、密教の意味と本質を求めて唐に航海し、奥義を究めた。プラトンは、魂の本質を探求して地中海を旅し、アカデメイアを創設、八十歳で書物を書きながら世を去る。李白は、壮絶な苦難を超え、生涯、旅に生きた至高の詩人。旅する哲学者は、逆境を越え蘇る。
大久保正雄『旅する哲学者』より
3、美への旅
美しい魂は、逆境を超えて、美を創造する。北斎は、七十三歳の時、最高傑作「富岳三十六景」を描き七十五歳の時「画狂老人卍」と号し「鳳凰図」を描き、九十歳まで藝術を探求した。魂の果てまで、美を探求する魂は、天翔ける。
(大久保正雄『不死鳥の画家 北斎 北斎は天翔ける。美の天に向かって。』)
4、生死を超えて
どんなに高度な知識をもっていても、人の痛みを感じることができない人は存在する価値がない。(大久保正雄『星空の金剛界曼荼羅』)生死を超えて、あの世にもって行けるものは何か。生死の彼方からみると、階級、地位、職業、財産、豪邸、知識、外貌は、価値を失う。不正と殺戮に沈黙する人には、存在する価値はない。
至純の魂、魂自身が美しい存在は、永劫回帰の時を超える。
大久保正雄『旅する哲学者』より
5、不屈の魂は蘇る
不屈の魂は、逆境を超えて蘇る。北斎は、九十歳で死ぬまで絵を描きつづけた。空海は、波瀾の航海と旅に生き、即身成仏の奥義を追求、生涯にわたる探求者である。ソクラテスは、七十歳まで「魂の不滅」を説き続けた。ミケランジェロは、苦難を越えて、八十九歳まで藝術を追求した。レオナルドは、孤独な旅路の果てにロワール、クリュ・ロッセ城に、三枚の絵を残した。『聖アンナと聖母子』『ヨハネ』『モナリザ』。謎の絵画『岩窟の聖母』『レダ』は秘蔵された。
大久保正雄『旅する哲学者』より、美への旅
6、至純の魂、美しい魂は、永劫回帰の時を超える。
美しい魂は、敵を降魔し、永劫回帰の時を超える。「魂の限界は、それに行き着こうとしてたとえあらゆる道を踏破しても、見つけ出せない。それほど深いロゴスを、魂は持っている。」ヘラクレイトス断片45
7、龍は、雲と嵐を呼び、敵を降魔し、天空に昇り自在に飛翔する
龍は、聲によって雷雲と嵐を呼び、また竜巻となって天空に昇り自在に飛翔する。逆鱗があり、顎下に如意宝珠を持つ。秋に淵の中に潜み、春には天に昇る。仏陀の成道時に龍は七日間降雨を身に覆って守護した。
曽我蕭白は、十七歳の時、天涯孤独になり、筆一本で生きるべく絵師を志した。蕭白は、京都の陽明学左派の思想に影響を受け、異端。史上類をみない独創的、創造的藝術を生みだした。
卓越した技術をもちながら奇想の極致、『群仙図屏風』を創出した。
――――――――――
大久保正雄『旅する哲学者』より、美への旅
曽我蕭白「雲竜図」1763年
葛飾北斎「鳳凰図」1835年
Boston_2006Phoenix

2015年1月 1日 (木)

新年 蘇る春、美しい精神は蘇る

Botticelli_threegraces蘇る春、美しい精神は蘇る
冬の死の中から春は蘇り、不死鳥は死の灰の中から蘇り、不滅の魂は生死の境から蘇る。
2、愛を語る昼の宴 地中海
美しい人とふたたび行く地中海。魂の癒しの海、地中海。トスカーナの糸杉の丘。メディチ家、カレッジ別荘。エーゲ海、ギリシアの輝ける海。輝く神殿の立つ丘。
「友よ愛しの我が友よ 色香ゆかしき白百合の心の花と咲き出でて 世に芳しく馨らなん」。
3、美への旅、秘密の扉を開く
地の涯て海の涯て、美しい人と美しい地に行き、美しいことをしなさい。人生は冒険である。どこでも好きな地に行き、好きなことをしなさい。地の涯て海の涯てに行き、秘密の扉を開け。
4、理性と知性をもって戦え、真実を探求する美しい精神は蘇る
どんな逆境の中にあっても、理性と知性をもって戦いなさい。地獄を極楽に変えよ。真実を探求する美しい精神は蘇る。
5、美は拒否することのできない推薦状である
美しい精神は蘇る。不滅の魂は生死の境から蘇る。
大久保正雄『旅する哲学者』より
6、ルネサンスの魂
イタリアの美の精神は、ルネサンスである。ルネサンスの魂は、コジモ・デ・メディチがギリシア人哲学者からプラトン哲学の奥義を聴いたことから始まる(1439年)。イタリアの美的趣味、感覚の泉である。美的感覚は教えることができない。美徳(Virtue)は教育不可能である。これをプラトンは論証した。
大久保正雄『旅する哲学者』より
7、不滅の魂は蘇る
北斎は、九十歳で死ぬまで絵を描きつづけた。空海は、生涯にわたる探求者である。李白は、生涯旅に生きた至高の詩人。ミケランジェロ、波瀾を越えて、八十九歳まで藝術を追求した。レオナルドは、孤独な旅路の果てに、ロワール、アンボワーズ城に、4枚の絵を残した。『岩窟の聖母』『聖アンナと聖母子』『ヨハネ』『モナリザ』。プラトンは、八十歳で書物を書きながら旅立った。ソクラテスは、七十歳まで「魂の不滅」を説き続けた。逆境を超え、不屈の魂は、蘇る。
大久保正雄『旅する哲学者』より、大久保正雄「美への旅」より
2015年1月1日
地中海への旅立ち
http://platonacademy.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-550e.html
☆Botticelli Primavera 1482 Uffizi

Botticelli_primavera

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