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映画・テレビ

2024年3月28日 (木)

『ツーリスト』2010、『ナインスゲート』1999・・・迷宮の旅人

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大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』第361回

【理念を探求する精神】ソクラテス「魂ができる限り善きものになるように配慮しなければならない。」(『ソクラテスの弁明』29d-e) 「ただ生きるのではなく、善く生きること、美しく生きること、正しく生きること」プラトン『クリトン』「魂が魂自体になる。存在が存在自体になる。」プラトン『パイドン』63 e 8-69e5「存在をめぐる神々と巨人族との戦い」イデアリストと物質主義の戦い。プラトン『ソフィステス』(245E~249D)
【カネと地位で買えない価値】富とは、お金で買えないものをどのくらい持っているかである。お金で家は買えるけれど家庭は買えない。お金で学校は買えるけれど学問は買えない。知性は買えない。お金で地位は買えるけれど人格は買えない。魂の美は買えない。
【師を選ぶ、学ぶことは重要だが、最も重要なのは先生の質】師が優れているか否かが最も重要【学びの違い】学校、大学では先生を選べない【先生が持っている地図、基礎認知力、持っている体系】【知的卓越性とともに人格の卓越性をもつ人は極めて稀である】空海は、大学寮明経科に入学したが退学、山林修行の旅に出る。
*大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』より
大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
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『ツーリスト』2010、『ナインスゲート』1999・・・迷宮の旅人
【「ツーリスト」ジョニー・デップ、アンジェリーナ・ジョリー】アメリカ人旅行者フランク・トゥーペロ(ジョニー・デップ)は、パリからベネチアへ向かう列車の中で、謎めいた美女エリーズ・クリフトン・ワード(アンジェリーナ・ジョリー)と出会う。彼女に誘われるまま、ベネチアの超一流ホテル【ダニエリ】にチェックインし、夢のようにゴージャスでロマンチックな時を過ごすフランク。しかし、一夜明けると悪夢のように恐ろしい運命が待っていた。エリーズは富豪の犯罪者の恋人、富豪の巨額預金のカギを握る。彼女は警察の潜入捜査官。数学教師フランクは、エリーズの恋人で誰にも顔を知られていない大物犯罪者と同一視され、捜査当局と巨大ギャングの双方から追われるはめになったのだ。光と影が怪しく揺らめく水の都ベネチア。周到に張り巡らされた迷路のような罠から、フランクとエリーズはいかにして脱するのか? 華麗でセクシーな極上ミステリーが今、幕を上げる!Sonypictures.jp、2010

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【『ナインスゲート』(The Ninth Gate )1999、ロマン・ポランスキー監督、ジョニー
・デップ主演、音楽・
ヴォイチェフ・キラール、原作アルトゥーロ・ペレス=レベルテ
の小説『呪いのデュマ倶楽部』集英社】
稀覯本の鑑定家であり、書物探偵であるディーン・コルソ(ジョニー・デップ)は、相手
の無知に付けこんで安く買い取る古書蒐集家。ある日コルソは、バルカン出版のオーナ
ー、膨大な蔵書のコレクターである富豪ボリス・バルカンから、自分が所有する悪魔の
祈祷書「闇の王国への九つの扉」について、世界に同じものが3冊存在しているが、ど
れが本物なのか調査をしてほしいと依頼される。本は美術品であり、絵画や骨董品の資
産価値がある。入念に調べると、本に挿入されている版画の違いに気づく。緑の瞳を持
つ謎の女(エマニュエル・セニエ=ロマン・ポランスキー監督夫人)が付きまとい、コル
ソを悪魔の書へ導く。祈祷書には扉の版画があり、9枚集めるが、持ち主は次々と謎の
死を遂げ、探索は難航する。トレドの古城へたどり着くコルソの運命を握る者は誰か。
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『ライラの冒険 黄金の羅針盤』・・・守護精霊をもつ者、運命の羅針盤はどこに
https://bit.ly/2PY42s7
『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』・・・胸には復讐、目には狂気
、そして手には剃刀を
https://bit.ly/2NaDHrS
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【親は敵、兄弟は第一の敵】弟と家督争いをした戦国人。織田信長、伊達政宗、武田信玄、争った弟側が滅亡。弘治三(1557)年、織田信長は、謀反の弟信勝を返り討ち。天文十(1541)年、武田信玄は父信虎を追放。天正十八年4月7日、伊達政宗は実弟小次郎を手討、義姫逃亡
織田信長、天の理念のための戦い。徳姫の戦い・・・愛と美と復讐
https://bit.ly/3MGfJAS
【利益重視の女はどんなにきれいでも嫁にしてはいけない。カマキリの雌は交尾後、雄を食べる。ハリガネムシとなって寄生する】アル中の向上心のない男と結婚する女はクズ。騙そうとする人は心地よい、体に悪いものは美味い、酒は万病の元。ガン、脳梗塞、痴呆症の原因は飲酒癖。
どうする家康、三井記念美術館・・・孤独な少年、竹千代、家康10の決断
https://bit.ly/3oBk8NX 
【富は、苦労してかいた汗からではなく、深い思考から生まれる】人生に最も重要なのは俯瞰と設計。人生の方向性を考えること。設計図を持たない人、人生を飛躍させるためには、些細な事に時間を浪費してはいけない【壮大な計画を考えよ。人生の究極目的は魂を磨くことである】
どうする家康・・・織田信長、運命の美女、信長の葬儀、天を追求する一族
https://bit.ly/3njDXJm 
『ツーリスト』2010、『ナインスゲート』1999・・・迷宮の旅人
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-935421.html

2017年11月25日 (土)

新海誠展「ほしのこえ」から「君の名は。」まで・・・夢と知りせば、覚めざらましを

Shinkai20171111大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』第130回
秋晴の昼、美術館に行く。現実の世界ではありえない映像美。夢の中で出会う二人。千年ぶりとなる彗星の来訪を一か月後に控えた日本。奇妙な夢を見る。
新海誠監督の「ほしのこえ」2002「雲のむこう、約束の場所」2004「秒速5センチメートル」2007「星を追う子ども」2011「言の葉の庭」2013「君の名は。」2016。1000点の厖大な展示である。美しい映像、悲しい恋の物語。若い人へのメッセージがある。人間はつねに可能性の一歩手前で生きている。何か起きるかもしれないその前日が今。夢の中で出会う二人。「思いつつ寝ればや 人の見えつらむ 夢と知りせば 覚めざらましを 小野小町」『古今和歌集』<夢の中で愛しい人を見た、夢と知っていたならばもう少し夢を見ていたかった。>『古今和歌集』を参考に「君の名は。」の物語の着想を思いついた。空と背景を描くこだわりがある。印象的な空。空だけの場面もある。現実の世界の空は太陽が一つだが、太陽の位置、数を固定しない。一番美しい時間帯の空と、一番美しい時間帯の地上を組み合わせる。幻想的な映像を生みだす秘密は太陽の数にある。現実の世界ではありえないような様々な位置から太陽光を照らす。2つの太陽光が同一場面にある。
新海誠の物語はすべて「美しく壮大な世界ですれちがう男女の物語」「人と人が出会い、そしてすれちがい、揺れ動く心模様」を表現している。
「物語は、比喩、メタファーであり、時代と空間を、別の所に舞台を設定することができる」(カズオ・イシグロの言葉)を思い出す。
「皆、救いを求めて旅に出たのだ。誰に止めることができよう」「喪失を抱えて、なお生きろという声が聞こえた。お前にも聞こえた。それが人に与えられた呪いだ。でもきっとそれは祝福でもあるんだと思う。」**「星を追う子ども」
*大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』より
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美は真であり、真は美である。これは、地上にて汝の知る一切であり、知るべきすべてである。
美しい夕暮れ。美しい魂に、幸運の女神が舞い降りる。美しい守護霊が救う。美しい魂は、輝く天の仕事をなす。
*大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』より
大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
大久保正雄『藝術と運命の戦い 藝術家と運命の女』
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文学は、作りものであり、虚構で、事実ではない。だが、文学作品は、比喩、メタファーであり、人の心情を理解し共感することができる。『日の名残り』は、執事の姿を通じて職務に殉じて個をなくす人の比喩である。完璧な執事になりたがっている男、個人を犠牲にすると、アイディアを要約できる。時代と空間を、別の所に舞台設定を設定することができる。『私を離さないで』では、舞台設定を3回変更した。「人のいのちには限りがある」「いのちとは何か」を考えた。*『カズオ・イシグロ 文学白熱教室』
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物事をあまりに詳密に扱おうとする結果、人物の姿形よりも遠近画法により注意を払う人は、側面描写の多い、無味乾燥な描き方に陥ってしまう。それでそうした人々は、パオロ・ウッチェロのように、孤独で、奇妙で、憂鬱で、貧乏な人になってしまうことがまことに多いのである。ヴァザーリ『芸術家列伝』
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アニメーション監督・新海誠のデビュー15周年を記念し、『新海誠展「ほしのこえ」から「君の名は。」まで』を開催します。
新海誠の作品は“ 美しく壮大な世界ですれちがう男女の物語”を描くことで人間の本質に迫ります。人と人が出会い、そしてすれちがい、揺れ動く心模様を、完成度の高い物語に結晶させ、登場人物やその世界を鮮やかに描き出す作品群は、世代や国境を超えて多くの人々を引きつけています。
本展は貴重な制作資料である絵コンテや作画、設定資料や映像などの展示を通じて、そうした新海誠の15年の軌跡を振り返ります。そのほとんどの作業を1人で手掛けたデビュー作「ほしのこえ」から、集団制作に挑み初長編作品にして毎日映画コンクール・アニメーション映画賞を受賞した「雲のむこう、約束の場所」、単館上映ながら異例のロングランとなり、今なお熱狂的に語り継がれる「秒速5センチメートル」、本格ジュブナイルファンタジーに挑んだ「星を追う子ども」、デジタル時代の映像文学と言うべき「言の葉の庭」、そして記録的な大ヒットとなった最新作「君の名は。」までを完全網羅し、新海誠のアニメーション作品の魅力に迫ります。国立新美術館
http://www.nact.jp/exhibition_special/2017/shinkaimakoto/
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国立新美術館開館10周年
新海誠展「ほしのこえ」から「君の名は。」まで
2017年11月11日(土)~12月18日(月)

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