デルフォイのアポロン神殿の糸杉・・・ ソクラテスは、37歳の時、アポロン神殿の神託を受けた
大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』第438回
ゴッホ『星月夜』1889、サン・ルイ・ド・プロヴァンス(The Museum of Modern Art, New Yorkニューヨーク近代美術館)を見ると、デルフォイのアポロン神殿の糸杉を思い出す。
1、糸杉への旅
デルフォイのアポロン神殿の糸杉の種子を採取して、自宅の庭に播いて栽培し、15メートルに成長した。
私は、旅した地、アルハンブラ宮殿、獅子の中庭の糸杉、フィレンツェの発祥の地、フィエーゾレの糸杉、ヘファイストス神殿の糸杉、ペルガモンのアスクレピオスの聖域の糸杉、を思い出す。糸杉は、古代ギリシア文化、地中海文化において、死と再生と蘇りの象徴である。
*大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』より
大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
2、
レオナルド・ダ・ヴィンチ『受胎告知』1472-75、UFFIZI Museum
大天使ガブリエルが右手で暗示し、マリアが右手で受け止める場面。レオナルド20代の作品である。
3、
デルフォイのアポロン神殿の糸杉
ソクラテスが神託を受けた。アポロン神殿
ソクラテス(紀元前470-399年71歳)は、37歳の時、デルフォイのアポロン神殿の「ソクラテスより知恵のあるものはいない」という神託を受け、それを確かめるために当時知者と言われた人々と対話を重ね、「無知の知」の自覚に至った(『ソクラテスの弁明』)。彼はペロポネソス戦争において、アテナイの植民地における反乱鎮圧としてのポテイダイア攻囲戦、ボイオティア連邦との大会戦デリオンの戦いで重装歩兵として従軍した。青年期にはアナクサゴラスの自然学に興味を持った(『パイドン』)。
4、
古代ギリシア都市デルフォイにあるアポロン神殿の遺跡。
アテナ神殿、劇場、競技場、考古学的遺跡は、パルナッソス山の風光明媚な斜面に位置している。デルフォイ考古学博物館に、紀元前5世紀、アルカイック期の彫刻、スフィンクス、御者(BC470)、クーロス、がある。クーロス2体がなぜクオレビスとビトンと呼ばれるか。へロドトスの歴史の第1巻クレイオの31段に記述されている。
5、
ヘファイストス神殿、アテネ、紀元前449年に建てられ始め、紀元前416年から415年頃に完成した。ドーリア式。短辺は6本の、長辺は13本(総数34本)の円柱で屋根を支えるドーリア式建築物である。メトープ(Metope)にはヘラクレスの難行とテーセウスの英雄伝が彫られている。
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参考文献
デルフォイのアポロン神殿の糸杉・・・ ソクラテスは、37歳の時、アポロン神殿の神託を受けた
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哲学者の魂 ソクラテスの死
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大久保正雄『地中海紀行』第43回哲学者の魂 ソクラテスの死1 P2
旅する哲学者、ソクラテスの戦い ソクラテスの祈り
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ソクラテスは、論理の達人に止まらず、夢と瞑想とダイモーン(守護霊)の声を聴く人。
オウィディウス『変身物語』第10巻、岩波文庫。キパリッソス。美少年。アポロンに寵愛されていた鹿を誤って殺してしまった彼は、深い悲しみのあまり涙を流し続けた。哀れに思ったアポロンによって、永遠に悲しみを象徴する「イトスギ」に変身させられる。
大ゴッホ展 夜のカフェテラス・・・星空への憧憬
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「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」・・・フィンセント、弟テオ、ヨー、フィンセント・ウィレム、100年の物語
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