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2026年2月24日 (火)

トワイライト、新版画 ―小林清親から川瀬巴水まで・・・黄昏と闇の陰影、光線画、清親、井上安治、巴水、沈みゆく世界

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大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』第420回

最後の浮世絵師の一人、小林清親、黄昏や闇の陰影を描く「光線画」で席巻した、小林清親(1847-1915)の情趣は井上安治(1864-1889、26歳で死す)「東京真画名所図」に受け継がれた。開化期の物質文明の物質主義を嫌い、黄昏時の闇、夜の闇を好み、沈みゆく世界を愛した。
明治末に浮世絵復興を目指した渡辺省三郎の新版画の風景版画、吉田博「東京拾二題」、伊藤深水「近江八景」、川瀬巴水「東京十二題」に引き継がれた。浮世絵と写真の影響関係もあり、ベアトと絵師の影響を検証する。伊藤深水は、鏑木清方に、美人画を描くよう導かれる。
ボストン美術館日本美術コレクション、スミソニアン国立アジア美術館、最も日本美術コレクションを所有するのはどこか。
*大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』より
大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
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プレスリリース
最後の浮世絵師のひとりと呼ばれる小林清親が1876(明治9)年に開始した『東京名所図』は、明治期の風景版画へ大きな変革をもたらした。黄昏どきの表情や闇にきらめく光の様相を描いた作品群は「光線画」と呼ばれ、深い陰影により江戸の情緒まで捉えている。このような視点は、失われゆく江戸の面影を惜しむ人々の感傷や、それらを記録しようとする写真の意欲とも重なっており、同時代の浮世絵師たちが文明開化により変貌していく都市を、鮮やかな色彩によって楽天的に捉えた開化絵とは一線を画するものであった。明治末期に浮世絵の復興を目指した新版画は、その技術ばかりでなく清親らが画面に留めようとした情趣を引き継いで、新しい日本の風景を発見していった。清親から吉田博・川瀬巴水らに至る風景版画の流れを、スミソニアン国立アジア美術館のミュラー・コレクションによって辿る。
https://mimt.jp/
https://mimt.jp/ex_sp/shin-hanga/
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■展示作品の一部
小林 清親《東京新大橋雨中図》明治9(1876)年 スミソニアン国立アジア美術館 National Museum of Asian Art, Smithsonian Institution, Robert O.Muller Collection
井上 安治《銀座商店夜景》明治15(1882)年 スミソニアン国立アジア美術館 
井上 安治《東京真画名所図 鹿鳴館》明治14-明治22(1881-1889)年 スミソニアン国立アジア美術館
川瀬 巴水《東京十二題 深川上の橋》大正9(1920)年 スミソニアン国立アジア美術館 版元:渡邊木版美術画舗
川瀬巴水《春之雪(京之清水)》1932年(昭和7) スミソニアン国立アジア美術館蔵
川瀬 巴水《東京十二題 五月雨ふる山王》大正8(1919)年 スミソニアン国立アジア美術館  版元:渡邊木版美術画舗
作者不詳《亀戸の藤》明治23(1890年)年頃 スミソニアン国立アジア美術館 
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参考文献
トワイライト、新版画 ―小林清親から川瀬巴水まで・・・黄昏と闇の陰影、光線画、清親、井上安治、巴水、沈みゆく世界
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2026/02/post-fd73a3.html
没後70年 吉田博展・・・月光の桜、光る海 2021
https://bit.ly/2L3sYAL
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★★★★★
「トワイライト、新版画―小林清親から川瀬巴水まで」展、三菱一号館美術館
2026年2月19日(木)~5月24日(日) 
三菱一号館美術館、千代田区丸の内2-6-2
https://mimt.jp/
観覧料金 当日一般2,300円ほか 
休館日 月曜日(祝日・振休は開館)
※開館記念日の4月6日、トークフリーデー[2月23日、3月30日、4月27日]、5月18日は開館

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