大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』 地中海への旅立ち
地中海への旅立ち
ヘラクレイトス、パルメニデス、エンペドクレス、プラトンの哲学に惹かれた。ギリシアの哲学者の思想は美術館の絵画のように美しくかつ学問的だった。憂いを忘れさせた。
美しい人と、地中海へ旅立った。イタリア、ギリシア、スペイン、フランス、都市から都市へ。黄昏のフィレンツェ、トスカーナの丘のメディチ家のヴィラ、ハプスブルク帝国の都。
満足した豚よりも、不満足なソクラテスのほうが美しい。
どんなに高度な知識をもっている人でも、人の痛みがわからない人は、存在する価値がない。
美貌、財産、家、地位、職業、知識、この世のものはあの世に持っていくことはできない。唯一もっていくことができるものがある。それは何か。
*大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』より
*大久保正雄『永遠を旅する哲学者 美のイデアへの旅』
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- 大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』 地中海への旅立ち(2014.11.29)
あの世に持って行けるのは、愛したことと愛されたことだけではないでしょうか?
大久保さんが配信する九条の会の情報の多くは、持って行けるものとは遠くて切ないことです。
愛するもののための情報でもありますね。
いつも有難うございます。
投稿: Tetu Kon | 2015年7月11日 (土) 21時16分